東京の花火大会の代名詞的な存在である隅田川花火大会。
毎年多くの来場者数を誇りTVなどでの中継もあるほどの
人気な花火大会です。
一般的には隅田川の沿岸から花火大会を楽しむものですが、
屋形船に乗船して隅田川の水上より隅田川花火大会を楽しむ方法を
ご紹介いたします。
隅田川花火大会開催時期
東京だけでなく日本でも最も有名な花火大会といっても過言ではない
隅田川花火大会。日本の花火大会の中でも最古のものとなります。
開催開始は1733年、江戸時代の徳川吉宗(8代将軍)が
前年の疫病で亡くなった犠牲者の慰霊と悪霊退散を祈り隅田川沿いで
水神祭を行いました。その際に花火を打ち上げたのが最初となります。
例年7月の最終土曜日に第一会場、第二会場ともに同日開催されます。
時間は30分程度第二会場が遅れて開催されます。
打ち上げの時間は19時~20時30分頃まで。
【2018年の隅田川花火大会の開催時間】
平成30年7月28日(土曜日)
午後7時~午後8時30分 約20,000発
第1会場 打ち上げ開始 午後7時~ (約9,350発)
第2会場 打ち上げ開始 午後7時30分~ (約10,650発)
天候が荒れた場合は実施できないため、翌29日(日)に順延し、
両日とも実施不可の場合は中止となります。
隅田川花火大会の実施の可否については以下の時間で決定する。
雨天などの天候の場合は当日の午前10時までに。
荒天の場合は当日の午前8時までに
実施するかどうか判断されます。
隅田川花火大会の開催場所について
花火大会は通常開催場所は1ヵ所ですが、隅田川花火大会は
隅田川沿いで2ヵ所から打ち上げられます。
【隅田川花火大会 第1会場】
隅田川花火大会の第1会場は浅草駅より隅田公園方面へ徒歩10分~
15分ほどの場所が打ち上げ場所となります。
基本的に屋形船での隅田川花火大会観覧は第1会場を見れる場所に
停船いたします。
理由としましては打ち上げ時間が第2会場より長いのと、
花火業者の花火コンクールがあるからです。
【花火コンコール】
両国にゆかりのある7社の花火業者と、全国花火競技大会などで
優秀な成績をおさめた3社を合わせた合計10社が、
花火の技術と美しさなどを競い合うコンクールとなっています。
【隅田川花火大会 第2会場】
打ち上げ場所は蔵前駅よりすぐの厩橋の上流が
隅田川花火大会第2会場の開催場所です。
第1会場より開始時間が30分ほど遅れて開催されるが
打ち上げする花火の数は第2会場の方が多いため、
迫力がある内容となっています。
屋形船での隅田川花火大会 乗船時間
隅田川花火大会での屋形船乗船は通常の屋形船の乗船といろいろ
異なってまいります。
違う点としてまずは乗船時間です。
隅田川花火大会の第1会場を観覧するため水上での席どりが重要と
なってきます。
その為、通常屋形船の乗船時間が2時間30分なのに対し、
隅田川花火大会では6時間~8時間ほどの乗船時間となります。
開催時間19時からなのに対して、16時出向し待機場所で
停船します。開催場所への入場が許可されたタイミングで
一斉に屋形船などの船が会場へと入っていくのです。
入れる船は決まっており、入場するための「旗代」を運営へ
支払っている船のみの入場となります。
待機場所での席とりでもいい場所を確保するため早い時間で
14時から出船する屋形船もございます。
乗船時間が長いため小学生以下のお子様連れはお断りしている
船宿様もございますので予約の際にはご確認ください。
屋形船での隅田川花火大会 お料理と料金
乗船時間以外にもお料理と料金が通常の屋形船より大きく
異なってきますのでご紹介いたします。
隅田川花火大会の水上では火気厳禁となるため、
通常お出ししております揚げたて天ぷらなどがご提供できません。
隅田川花火大会の際は特別な松花堂弁当もしくは火器を使わない
料理のご提供となります。
飲み放題に関しては長い時間乗船ですが、その時間内飲み放題と
なります。
お菓子や食べ物など基本的には持ち込み可能です。
料金についても変わってきます。
隅田川花火大会では1名あたり30,000円~40,000円弱が
現在の相場となってきております。
乗船時間が長いのに加えて、隅田川花火大会の会場への入場に
必要な旗代もあるためのようです。
乗船に関しては貸切屋形船だけでなく乗合屋形船の出船もございます。
貸切屋形船、乗合屋形船ともに毎年どちらの屋形船も満員御礼の
人気イベントですのでお早目の予約が必要となります。
予約は4月ごろから貸切、乗合屋形船ともに予約を受け付け始めております。
船宿さんによっても異なってきますのでお問い合わせいただければと思います。
隅田川花火大会の屋形船予約は屋形船あんない窓口(貸切、乗合)
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【足立花火大会】